平成29年度 第3回交流会勉強会の報告

今年度最後のイベントを平成30年2月24日に三軒茶屋のしゃれなあどホールで開催しました。

いつ起こってもおかしくないと言われている「首都圏直下型大地震へのマンション防災を考えよう」がテーマでした。東日本大震災から7年、『忘災』にしてはいけません。

第1部では、「耐震の取組・補強工事の実例と世田谷区の補助金」について、一級建築士の矢ケ崎誠太郎氏にハード面からお話しいただきました。

分かり易い丁寧な解説で「耐震診断と補強工事の必要性・重要性」を再認識できました。

第2部では、29年に耐震補強工事を実施されたマンション管理組合から福居勲理事長、山崎泉理事長をお招きし「いかにしてマンション住民の合意を図り準備し、どのようにして補強工事資金を確保して実施したか」について個別具体的にお話をお聞きしました。

非常に勉強になったと好評でした。

第3部では、大地震が起こるであろうと言われている日中の在宅者は、主婦・子供・お年寄り達です。そこで「地震が起こった時にどのような行動をとったらいいのか」を女性目線で横倉百合香マンション管理士にソフト面からお話しいただきました。

10名の女性参加者から、とても参考になったとのご意見をいただいております。

勉強会でいただきましたアンケートでは、今後も耐震関係、大規模修繕工事と施工会社の選定、悪質コンサルタント防止についてのセミナー開催希望が多くありました。

ご参考にさせていただき30年度の企画をしていきます。

より充実したセミナーにしていきますので、来年度も是非ご参加ください。