【新任ご挨拶】 世田谷区都市整備政策部住宅課 課長 佐藤絵里
【新任ご挨拶】
世田谷区都市整備政策部住宅課課長 佐藤絵里
世田谷区マンション交流会会員の皆様には、日ごろより、世田谷区政にご理解、ご協力をいただき、ありがとうございます。
平成30年4月より、世田谷区都市整備政策部住宅課長に着任いたしました、佐藤絵里と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
平成29年度の区民意識調査によりますと、これからも世田谷区に住み続けたい、という定住意識がある方は、全体の約8割、そして、その理由をみますと、「自然や街並みなど、生活環境がよいから」が、「住み慣れているから」、「交通や買い物、生活が便利」に次いで、3位となっています。
この「街並み」がよいことについて、世田谷区においては、いわゆるマンションの貢献度も大きいのではないでしょうか。特に、四季折々に、道行く人を楽しませてくれる敷地際の植栽など、周囲の街並みに配慮された外構は、すばらしいものが多いと感じます。
こうしたマンションの環境の維持は、良好な管理体制だからこそ、なせるわざ、でもあります。
昨年度、第14期世田谷区住宅委員会から、「世田谷区の区分所有マンションの課題と今後のあり方」として提言をいただきました。
提言では、分譲マンションには、建物の耐震化や大規模改修のほかにも、マンション特有の防災力の強化など、さまざまな課題があり、解決に際しては、マンション管理組合自らの経営力と自治力の向上が必要であることなどが示されました。
そうした中で、マンション交流会により、管理組合同士のネットワークが充実されていくことは、非常に心強いことです。
世田谷区マンション交流会は、平成24年の設立時より、役員をはじめとして、ご参加の皆様のご尽力により、活発な活動が継続されていると伺っております。こうした区民主体のまちづくりを、区も協働して進めていきたいと考えております。
今後も、セミナーや情報交換会、個別相談等を通し、交流が深められることにより、個々の管理組合の知識や経験が、皆様の間で共有され、マンションの適切な維持管理に活用されること、そして、世田谷の良好な住環境の継承につながっていくことを期待しております。